2024年の1年間に全国の警察が通信傍受法に基づいて実施した通話の傍受は、19事件で、99人の逮捕につながったと警察庁が発表しました。 警察庁によりますと去年、全国の警察が通信傍受法に基づいて行った通話の傍受は2万1565回でこの結果、19事件で99人の逮捕につながったということです。 警察が通信傍受を行ったのは容疑者の携帯電話の通話で、対象犯罪は、薬物の密売が9事件で最も多く、ほかに組織的殺人事件が3事件、それに窃盗や詐欺などでした。 通信傍受法が施行された2000年以降、あわせて260事件で通信傍受が行われ、1619人の逮捕に繋がっています。