兵庫県警交通捜査課と明石署は2日、ひき逃げと自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、姫路市の会社員の男(40)を逮捕した。 逮捕容疑は1日午前5時半ごろ、同県明石市魚住町清水の国道2号で乗用車を運転中、道路に横たわっていた地方公務員の男性(26)をひいて右足を骨折する重傷を負わせ、救護せず逃走した疑い。調べに対して「間違いないが、事故直後は人だとは思っていなかった」と話しているという。 同署によると、男性は歩道と車道の境目で倒れていた。事故の直前、車道に足を投げ出すように1人で倒れ込んだとみられる。事故後、近くを通りかかった車の運転手が「2号線の車道で人が倒れている」と110番し、防犯カメラの映像などから男が浮上したという。