他人の土地の所有者に成り済まし、手付金名目で計2600万円をだまし取ったとして、大阪府警曽根崎署は12日、詐欺の疑いで大阪市福島区福島1、自称会社役員、真鍋栄二(46)、兵庫県芦屋市山芦屋町15、自称会社員、才田久城(45)の両容疑者を逮捕した。
同署によると、2人は逮捕容疑について「話したくない」と供述している。
逮捕容疑は平成21年5~7月、大阪市にある土地の所有者に成り済まし、知人の男性医師(52)に約1億円で売却すると約束。手付金名目で同年7月に2千万円、同年9月に600万円をだまし取った疑い。
両容疑者が土地の所有者でないと知った男性が昨年12月、大阪府警に告訴していた。