官製談合事件 愛媛県職員ら4人を再逮捕 別の工事でも非公表の情報を漏らすなどした疑い【愛媛】

愛媛県が発注した工事の入札を巡る官製談合事件で警察は5日、別の工事でも非公表の情報を漏らすなどした疑いで、県の職員や土木会社の社長ら4人を再逮捕しました。 官製談合防止法違反などの疑いで再逮捕されたのは、県中予地方局の河川砂防課の課長鈴木俊博容疑者(58)と松山市南久米町の県職員OB宮崎裕文容疑者(61)、久万高原町の久保建設の代表取締役久保陽生容疑者(61)、そして久保建設の従業員大西聖容疑者(42)の4人です。 県警によりますと鈴木容疑者らは県が発注し去年3月4日に行われた久万高原町での斜面崩壊の対策工事の一般競争入札で鈴木容疑者が県職員のOBである宮崎容疑者に対し、非公表の価格に関する情報を漏らした疑いです。 また、宮崎容疑者はその情報を大西容疑者を通じて久保容疑者に教え、久保容疑者らが情報をもとに入札に参加し落札。公正な入札を妨害した疑いです。 警察は捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。

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