男子高校生を特殊詐欺の受け子に勧誘した罪の男「自分は関与していない」と無罪主張【熊本】

熊本県内の男子高校生を特殊詐欺の『受け子』といった『闇バイト』に勧誘した罪に 問われている男の裁判です。5日の初公判で男は「自分は関与していない」と無罪を主張しました。 職業安定法違反の罪に問われているのは熊本市中央区中央街の建設業 大塚 藍希 被告(24)です。 起訴状などによりますと、大塚被告は去年10月、仲間らと共謀し、熊本県内の男子高校生に対し、「県外に出て上の指示通りに動くだけで40万円もらえる」「金を受け取ったり、送金する仕事」などとSNSを利用し、送信。男子高校生を特殊詐欺の『受け子』に勧誘した罪に問われています。 5日の初公判で大塚被告は「自分は関与していない」と起訴内容を否認し、無罪を主張しました。 冒頭陳述で検察は、大塚被告はSNSの『インスタグラム』や秘匿性の高い通信アプリ『シグナル』などを利用して男子高校生にメッセージを送り、犯行の実行役に勧誘したと指摘しました。 大塚被告はこれまで職業安定法違反事件や詐欺事件などで合わせて5回逮捕されていて、検察は今後、追起訴する方針です。次回の公判は4月17日に開かれる予定です。

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