男性の遺体に複数の傷、日常的に暴力や抑圧か…波佐見・ベランダ監禁致死事件で容疑者の女を送検

3年前、東彼・波佐見町で内縁関係にあった男性をベランダに監禁して死亡させるなどした疑いで、県警は54歳の女を長崎地検佐世保支部に送検しました。 KTN記者 「午後1時半すぎです。津村容疑者を乗せたとみられる車が早岐警察署から出てきました」 監禁致死と傷害の疑いで長崎地検佐世保支部に送検されたのは、諫早市宗方町の無職 津村美保 容疑者(54)です。 津村容疑者は2022年2月、内縁関係だった波佐見町の40代の男性を全裸で自宅のベランダに監禁して低体温症で死亡させた監禁致死の容疑で、5日に警察に逮捕されました。 また、あわせて男性が亡くなる前の月に、男性の鼻を刃物で傷つけた傷害の疑いも持たれています。 KTN記者 「ベランダは奥まった場所にあるため、こちらから様子は確認できません。周辺には街頭が少なく、住民の話によると人通りが少なく気が付きにくいということです」 周辺住民 「(事件当日 津村容疑者は)走ってきた。泣かれた」「1人できちんとしなければいけないから、泣いたら駄目と話した」 周辺住民 (事件の翌々日にお葬式?)「あってました」「喪主をされてたと聞いてたから、事件性はなかったのかなと思っていた」 男性の遺体には鼻のほか、体に複数の傷があったということで、県警は津村容疑者が日常的に男性に暴力や精神的な抑圧を加えていたと見ています。 津村容疑者は「私は何もしていません」と容疑を否認していますが、県警は事件当時、真冬に全裸でベランダに出るよう命じたと見ていて、関係者に事情を聴くなどして捜査を進めています。

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