8日夜、北九州市で酒を飲んで車を運転したとして、配送業の男が酒気帯びの現行犯で逮捕されました。 男は、「私は助手席に乗っていただけで、友人が運転していた」と容疑を否認しているということです。 警察によりますと8日午後11時20分すぎ、北九州市門司区栄町で「一方通行の道路を車が逆走している」と目撃者から110番通報がありました。 近くをパトロールしていた警察官が現場に駆けつけたところ、軽貨物車を運転していた男から酒のにおいがしたため呼気検査を実施。 基準値(呼気中アルコール濃度0.15mg/L)の7倍以上のアルコールが検出されたため、警察は男を酒気帯びの現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは、北九州市小倉南区湯川の配送業・渡辺勇樹容疑者(38)です。 渡辺容疑者は弁当や惣菜を配送する会社に勤めていて、運転していたのは会社の車だということです。 警察の調べに対し渡辺容疑者は、「ハイボールを1杯飲んだ。私は助手席に同乗していただけで、友人が運転していた」などと容疑を否認しています。 警察によりますと、車には渡辺容疑者しか乗っておらず、通報者も渡辺容疑者が運転しているのを目撃していたということです。 警察が飲酒運転の経緯について、さらに詳しく調べています。