他人に譲渡する目的で、金融機関からキャッシュカードなどをだまし取った疑いで逮捕された警察官の女が「借金した相手から口座を作るよう言われた」と供述していることがわかりました。 詐欺容疑で逮捕・送検された大分東警察署生活安全課の巡査、安達明音容疑者(27)は去年12月、他人に譲渡する目的で口座を開設し、金融機関からキャッシュカードなどをだまし取った詐欺の疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、安達容疑者には借金があり、動機について「借金した相手から口座を作るよう言われた」と供述していることがわかりました。 安達容疑者の口座には、特殊詐欺事件の複数の被害者から数百万円の振り込みが確認されていて、警察が詳しい経緯を調べています。