詐欺の疑いで逮捕・送検された大分県警の巡査の女がオンラインカジノが原因で借金をしていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは大分東警察署生活安全課の巡査・安達明音容疑者27歳です。 警察によりますと安達容疑者は2024年12月、他人に譲渡する目的で金融機関の口座を開設し、キャッシュカードなどをだまし取った疑いが持たれています。 警察の調べに対し安達容疑者は容疑を認めているということです。 2025年1月下旬、他の都道府県警から特殊詐欺事件に安達容疑者が開設した口座が利用されているという情報提供が県警にあり、事件が発覚しました。 安達容疑者が開設した口座には数百万円の入金が確認されていて、複数人が被害に遭っているということです。 これまでの取材で安達容疑者には借金があったことが分かっていますが、オンラインカジノでの負けを取り戻そうとしたことが原因であることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 安達容疑者は「金を借りた相手から口座を作るように言われた」などと供述していて、警察は引き続き捜査を進めています。