【メソト(タイ北西部)時事】ミャンマー東部の特殊詐欺拠点にいたとみられる日本人の男2人が11日夜、タイ北西部メソトで不法滞在の疑いでタイ警察に拘束されたことが関係者への取材で分かった。 警察はミャンマーに渡った経緯などを調べる。 関係者によると、拘束されたのは30代と20代の男2人。詐欺拠点にいるとみて、日本側が2月にタイ当局に対し、発見に向けて協力を要請していた2人と同一人物の可能性がある。 2人には、日本で行方不明の届け出はないとみられる。タイ警察は、日本の警察とも連携してミャンマー側に自発的に行ったのか、だまされていたのか捜査する。 ミャンマー東部ミャワディの詐欺拠点では、地元の武装勢力が2月に30代の男1人を発見。近くタイに移送され、日本側に強制送還される見通し。北海道警が窃盗容疑でこの男の逮捕状を取っている。