先月、福岡市早良区の建設現場で、男性作業員に飛び蹴りをして階段から転落させ殺害しようとしたとして逮捕された男性(40)について福岡地検は起訴しないことを決めました。 男性は先月10日、福岡市早良区田村の建設現場で、階段を降りようとしていた男性作業員(当時30)の頭に後ろから飛び蹴りをして転落させ、殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていました。 転落した男性作業員は脳しんとうを起こし、警察の取り調べに対し、飛び蹴りをした男性は、「仕事ぶりに腹が立っていた」と容疑を認めていたということです。 この男性について福岡地検は容疑を傷害に切り替えたうえで、起訴しないことを決めました。(7日付) 不起訴の理由について福岡地検は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。