佐賀市の50代の男性が、「携帯電話が使用され投資詐欺で被害が出ている」などといわれ、約1億4300万円をだまし取られました。県内の詐欺被害では過去2番目に大きい被害額です。 警察によりますと去年10月、佐賀市に住む50代男性に警察官を名乗る男らから電話があり、「あなたの携帯電話が使用され投資詐欺で被害が出ている」などと言われました。 その後、検察官を名乗る女から、「逮捕されないために保釈金が必要」「あなたのお金が事件の被害金でないか調査が必要」などといわれ、去年11月から12月までの間に39回に渡り法人や個人名義の銀行口座やネットバンクで振り込みあわせて約1億4300万円をだまし取られたということです。 佐賀市内の金融機関から「高額な入金を繰り返している人がいる」と連絡があり事件が発覚しました。 県警察本部によりますと、約1億4300万円の被害金額はおととし発生した1億5千万円に次いで県内では過去2番目に大きい金額だということです。