詐欺容疑の女巡査「複数の口座を作って他人に譲り渡した」 オンラインカジノで1千万円近くの借金

他人に渡す目的で金融機関からキャッシュカードなどを騙し取った疑いで逮捕された大分東警察署の巡査の女が「複数の口座を譲り渡した」と話していることが捜査関係者への取材でわかりました。 この事件は大分東警察署生活安全課の巡査、安達明音容疑者(27)が他人に渡す目的で金融機関の口座を開設し、キャッシュカードなどをだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されたものです。 捜査関係者によりますと、取り調べに対し安達容疑者が「複数の口座を作って他人に譲り渡した」と供述していることがわかりました。 安達容疑者は「借金の相手から口座を作るよう言われた」などと供述し、オンラインカジノが原因で消費者金融などから1000万円近くの借金をしていたことがわかっています。 口座には特殊詐欺事件の被害者から数百万円が入金されていました。警察は犯罪収益移転防止法違反の疑いもあるとみて調べています。

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