日本海で操業中、漁具が乗組員の頭を直撃し死亡 「間違った作業をしてしまった」インドネシア国籍の船員(26)を業務上過失致死傷の疑いで逮捕・送検

今年2月、鳥取県沖の日本海で操業していた漁船の男性乗組員の頭に漁具が当たり死亡した事故で、鳥取海上保安署は17日、漁具の操作を誤り死亡させたとして、26歳の船員の男を逮捕・送検しました。 業務上過失致死傷の疑いで逮捕・送検されたのは、インドネシア国籍の船員の男(26)です。 鳥取海上保安署によりますと、この事故は2月26日午後8時ごろ、鳥取県鳥取市青谷町の長尾鼻から北北西に約55キロの海上で操業していた沖合底びき網漁船の船内で、ロープリールに巻き取られたロープの先端に取り付けられた金具が男性乗組員(事故当時47歳)の後頭部に直撃。男性は鳥取港に帰港後、救急搬送されましたが、その後死亡が確認されました。 鳥取海上保安署は、その後の調べで、船員の男がロープリールの操作を誤ったことが原因だったとして、17日、業務上過失致死傷の疑いで逮捕し、身柄を鳥取地方検察庁に送致しました。 男は船員として5年の経験がありますが、調べに対し「間違った作業をしてしまった」と述べ容疑を認めているということです。

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