あなたも騙されるかも!? 驚愕の実話を映画化した「ジェリーの災難」詐欺テクニックをまとめた特別映像を公開

定年退職後の男性が1本の電話をきっかけにスパイに仕立てあげられ、違法行為に加担させられた実在の事件を、その被害者自身が自ら脚本・主演を務めて映画化した「ジェリーの災難」の特別映像「詐欺師テクニック集」が公開された。 特別映像は、「恐怖で判断力を奪う」「仲良くなって警戒心を解く」「“特別な存在”と思わせてコントロール」という詐欺師のテクニック3選を紹介。詐欺師が言葉巧みに被害者の心を操作し、いつの間にやら完全に騙されてしまう様子を本編映像に乗せて解説している。被害総額1億5000万円という、実際に起きた信じがたい事件の当事者ジェリーが全てを打ち明けて完成させた、リアルかつサスペンスフルな映像だ。 定年退職した69歳のジェリーにかかってきた1本の電話。最初の電話は携帯通信会社を装う一本の電話だった。携帯を止められたくなければ「警官と話してくれ」と電話を繋がれ、警官を装う男は「逮捕される恐れがある」とジェリーを恐怖で支配。しかし、その後は「あなたを助けたい一心で」と急に優しくなり、そのやりとりはさながら友人であるかのようだ。 警官であることを信じ切ったところで「中国警察の“スパイ”として地方銀行へ潜入捜査をしてくれ」と闇バイトまがいの指示を連発。日々のやり取りと極秘任務の連続で、もはや何も考えることの出来ないジェリー。その間もとにかく本人をその気にさせる。「あなたはなんて良い人なんだ。中国に戻ったら名誉市民として迎える」と英雄扱い。そして、いつの間にか“任務のために”ジェリーは自身の口座に手を付け始めてしまう…。 異色の実録詐欺映画「ジェリーの災難」は、3月20日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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