「監督役」だった元裁判官、インサイダー10件「間違いありません」…初公判で「将来に備えたかった」

出向先で金融市場の「監督役」だった裁判官が、市場の信頼を揺るがす前代未聞の不正に及んだとされるインサイダー取引事件の公判が19日、東京地裁で始まった。金融商品取引法違反で在宅起訴され、裁く立場から裁かれる立場になった元裁判官・佐藤壮一郎被告(32)は法廷で淡々と罪を認めた。(中村俊平、岡部哲也)

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