埼玉県川口市で去年9月、一方通行を逆走した車が別の車に衝突して男性が死亡した事故で、逮捕・起訴された19歳の男の起訴内容について、さいたま地裁がより刑の重い危険運転致死罪への訴因変更を認めたことが分かりました。 この事故は去年9月、川口市の交差点で一方通行を猛スピードで逆走した車が別の車に衝突し、衝突された車の運転手・縫谷茂さん(51)が死亡したものです。 警察は飲酒運転で逆走した中国籍で19歳の男を逮捕し、去年11月、さいたま地検が過失運転致死罪などで男を起訴していました。 さいたま地検は、その後も捜査を続け、男の車が制御困難な時速およそ125キロで交差点に進入したと認定。今月13日、より刑の重い危険運転致死罪に訴因変更する請求をしていましたが、さいたま地裁が今月21日付で、この訴因変更を認めたことが分かりました。 事件は今後、裁判員裁判で審理されることになります。