フジ「サン!シャイン」、中居氏問題の被害女性コメントなど報じず 他局の情報番組は時間割き報道

フジテレビの新情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)が2日に放送されたが、この日は、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルを巡るフジテレビの問題には触れなかった。 「大人たちがニュースの喜怒哀楽を共有するニュース情報番組」がコンセプトの同番組はこの日、愛知県一宮市の住宅のクローゼットで行方不明届が出されていた東京都の女子高校生(16)の遺体が見つかり住人の無職の男(21)が死体遺棄容疑で逮捕された事件、異物混入が相次いで発覚した牛丼チェーン「すき家」が全国に展開する店舗を4日間にわたり一時閉店し再発防止策を講じていること、南海トラフ地震の新たな被害想定などについて放送。MCの谷原章介、スペシャルキャスターの武田鉄矢らがそれぞれについて見解を述べるなどした。 一方、この日のTBS「THE TIME,」(月~金曜前5・20)、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)など他局の朝の情報番組は、第三者委員会が提出した報告書を受け、被害女性が前日1日に代理人弁護士を通じて公表したコメントを中心に「フジテレビ問題」について詳報した。 被害女性は「ホッとしたというのが正直な気持ちです」と心情を明かした。中居氏側が守秘義務解除に応じず、性暴力の具体的な内容が分からない状況で「当事者からの情報収集が制約される中で、経緯を含む事実関係の把握や原因分析を行おうと尽力された第三者委員会の皆さまには敬意を表します」と、自身の声をくみ取ってもらえたことに感謝を述べた。 だが、調査報告書によって、さらなる傷も負い、「この調査報告書で初めて知った事実も多く、改めてやり切れない気持ちにもなっています」と吐露。報告書では被害女性の退社が決まった後「ひと段落ついた」(中居氏)「引き続き何かお役に立てることがあれば」(編成部長=当時)と、2人が事を収めようとしているようなやりとりもあった。 被害女性の代理人は「調査に応じることはとてもつらく大変なことだったと思いますが、ご自身の感情をおさえつつ努めて冷静にお話をされておりました」と調査時の様子を説明。被害女性は「私が受けた被害は一生消えることはなく、失ったものが戻ってくることはありません。このようなことがメディア・エンターテインメント業界だけでなく、社会全体からなくなることを心から望みます」と心境をつづっていた。

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