フリーアナウンサーの徳光和夫さんが12日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・午前5時)に生出演した。 番組では、俳優の広末涼子容疑者が静岡県内で交通事故後に搬送された病院で看護師に暴行して傷害の疑いで逮捕されたことを伝えた。 徳光さんは、広末容疑者と1998年の日本テレビ系「24時間テレビ 「愛は地球を救う」で共演した際の秘話を明かした。チャリティーパーソナリティーとして出演した18歳の広末容疑者を「とっても清涼感がありまして彼女の感性にひかれた」と振り返り「多くの人の真剣なチャレンジを目を輝かせながら、言葉に出ない驚き、感動を素直に表していた。隣で僕はかいま見ていたんです。そんな彼女を見ながら“涼子ちゃんは強いね。どんな取材にも感動はするけど涙は流さないんだね”と問いかけますと、彼女は、はにかむように“実はこのパーソナリティーをさせていただいた時らどんな映像にも涙は流さない。しっかり見ようと決めていたんですよ”と答えていた。私はその時にパーソナリティーとして真剣に取り組んでいる姿を見て無条件でこの美少女に好感をいだいたんです」と明かした。 さらに「24時間テレビ」が終了しCMに入った瞬間に広末容疑者が「舞台の袖に行きまして号泣するんです。“どうしたの?”と聞きましたら、しばらくして涙をふくと“すみません、最後までパーソナリティー、役割を果たせたと思ったら涙が出てきちゃって”と言うんです」と答えたという。その姿に徳光さんは「なんとピュアな女の子だろうって。親御さんもいい育て方をしているなって。芸能入ってもこの純粋さ素直さを貫いてほしいなって。同時にずっとファンでいようと思った」という。 その上で今回の事件を「およそ人を蹴飛ばすとか怒鳴るとかそういったこととは、ほど遠い人だったんでありますけど、なんとか立ち直ってほしいと思います」とコメントしていた。