モスクワ、ロシア、4月17日 (AP) ― ロシア当局は4月16日、ウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州のアレクセイ・スミルノフ前知事を横領の疑いで逮捕した。 2024年5月から12月までクルスク州知事の任にあったスミルノフ前知事とアレクセイ・デドフ前副知事、それに3人の州役人と請負業者は、ウクライナ国境沿いに防御施設を建設するために割り当てられた予算を不正に横領した疑いを持たれている。 有罪となれば、スミルノフ前知事は最高10年の懲役刑に処される。 クルスク州は2024年8月6日、ウクライナ軍の奇襲攻撃で州内の一部を占領された。 ロシア軍はその後、侵攻以降掌握されてきた同州最大の町スジャなどからウクライナ軍を押し戻したが、現在も占領が続いている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)