女性が血を流して死亡 室内にいた40代の男を逮捕/埼玉県

17日夜、八潮市のマンションの一室で、高齢の女性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察は、現場で包丁を持って警察官に向かってきた40代の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕し女性の死亡について調べています。 17日午後8時半すぎ、八潮市浮塚のマンションの1室で、この部屋の住民とみられる男性から「帰宅すると母が血を流して倒れている」と119番通報がありました。 警察官がかけつけましたが、玄関の鍵がかかっており、呼びかけにも応じないことから、ベランダから窓ガラスを割って中へ入ったところ、60代から70代くらいの女性が血を流して倒れているのが見つかりました。 女性に意識はなく、体には複数の切られたような傷があり、病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。 警察によりますと、室内には、息子とみられる40代の男が包丁を持ったまま立っており、警察官の制止に応じず、向かってきたため、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したということです。 警察の調べに対し、男は、「警察官に包丁を向けたことは間違いない」と容疑を認めています。 警察は、男から事情を聞くなどし、女性が死亡したいきさつなどを詳しく調べています。

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