通夜で留守の家を狙ったか 連続窃盗事件で男(75)ら逮捕 新聞の「おくやみ欄」で物色・・・

通夜で留守の家を狙い現金を盗んだとして、75歳の男が逮捕・起訴されました。 新聞の「おくやみ欄」を見て空き巣に入る家を探していたとみられています。 窃盗などの罪で起訴されたのは、久留米市の無職・笹野邦俊被告(75)です。 警察によりますと、笹野被告は、去年11月、佐賀県上峰町で通夜で留守となっている住宅に侵入し、現金30万円を盗んだ罪に問われています。 2022年6月ごろから福岡県・筑後地方で通夜で不在の家を狙った空き巣被害が複数確認されていて、捜査線上に笹野被告が浮上したということです。 笹野被告は新聞の「おくやみ欄」から通夜が行われる家を探し犯行に及んでいたとみられています。 警察の調べに対し、笹野被告は容疑を認め、「生活費が必要だった」と話しているということです。 警察はこれまでに笹野被告が関わった窃盗事件などを14件(被害総額約860万円)確認していて、そのうち10件が通夜で不在の家を狙った犯行だったということです。 また、笹野被告と共謀して空き家に侵入し水晶や貴金属などを盗んだとして知人の竹下明被告(73)も逮捕・起訴されています。

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