去年2月から3か月間にわたり、SNSなどで「ポケモンカード」を販売するとうその投稿をし、公務員の男性(28)から35万円あまりをだまし取ったとして、東京都に住む無職の男(31)が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都豊島区東池袋の無職・出浦裕貴容疑者(31)です。 出浦容疑者は去年2月から去年5月までの間、SNSや動画配信サービスで、「ポケモンカード」を販売するとうその投稿をし、公務員の男性(28)に1万500円から23万円を6回にわたって電子マネーで送金させ、計35万500円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、去年6月、男性が「商品を買うためにお金を払っているけど商品が来ない」と警察署に相談に訪れたことで事件が発覚。 男性のSNSでのやりとりなどから出浦容疑者が浮上したということです。 警察の取り調べに対し、出浦容疑者は「売買の交渉をするだけで商品が発送されたかは知りませんでした」と容疑を否認しています。 警察は、県外でも同様の被害の相談が確認されていることから、出浦容疑者が関与している可能性もあるとみて、余罪を調べています。