川崎市の住宅から行方不明になっていた 女性の遺体が見つかり、 元交際相手の男が逮捕された事件。 その後の捜査関係者への取材でことし3月の任意の調べで 白井容疑者が女性が失踪した当日に、 女性に「会いに行ったが会えなかった」などと 話をしていたことが 新たに分かりました。 この事件は先月30日、 県警が川崎市川崎区の住宅をストーカー規制法違反の疑いで捜索したところ、 床下収納に隠されたボストンバッグに入った岡﨑彩咲陽さん(20)の遺体が見つかり、 元交際相手で川崎区に住む白井秀征容疑者27歳が死体遺棄の疑いで逮捕され、 5日に送検されたものです。 岡﨑さんは去年12月20日から行方が分からなくなり、 県警はその後、白井容疑者から7回、任意で事情を聞いていました。 捜査関係者によりますと、 ことし3月の任意の調べで白井容疑者が岡﨑さんが行方不明になった日に 「会いに行ったが会えなかった」などと付きまとい行為について 認めていたということです。 その後、白井容疑者は先月上旬にアメリカに出国していて 県警は30日にストーカー規制法違反の疑いで 白井容疑者の自宅を捜索しました。 県警は岡﨑さんが死亡したいきさつについても詳しく調べています。