老人ホーム87歳男性暴行死 佐賀県が施設を立ち入り調査

佐賀市の有料老人ホームで87歳の男性が暴行を受けて死亡し、介護士の男が逮捕された事件です。 虐待防止の取り組みなどを確認するため8日午後、佐賀県が施設への立ち入り調査を実施しました。 佐賀県の立ち入り調査を受けたのは佐賀市北川副町にある有料老人ホーム「ちとせ」です。 この施設では、今月2日、入所者の柳瀬忠雄さん(87)が暴行を受け死亡する事件が発生。 柳瀬さんに背中を踏みつけるなどの暴行を加え、大けがをさせたとして介護士の下津浦弘平容疑者(35)が逮捕されました。 下津浦容疑者は、現在、傷害致死容疑で取り調べを受けています。 佐賀県は、有料老人ホーム「ちとせ」で虐待防止の取り組みが適切に行われていたかなどを確認し不十分だった場合は、行政指導をする方針です。

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