東京都文京区の東京メトロ南北線東大前駅で男性が切り付けられた事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職戸田佳孝容疑者(43)=長野県生坂村=が、所持していた包丁2本を「自宅から持参した」と供述していることが12日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は戸田容疑者が事件当日に上京したとみて経緯を調べている。 捜査関係者によると、戸田容疑者は包丁2本について「数年前にインターネット通販で購入した」と説明。うち1本を使い、男性の額などを切り付けたとみられる。もう1本は持っていたナップザックから見つかった。 警視庁は12日、戸田容疑者の自宅を家宅捜索した。