当時89歳の男性から金品奪った悪質商法詐欺容疑で男2人再逮捕 「トクリュウ」メンバーか【香川】

「悪質商法」の詐欺容疑で「匿名・流動型犯罪グループ」のメンバーとみられる男2人が再逮捕です。2024年8月、善通寺市で分電盤の工事を装い現金をだまし取った疑いで、30代の男2人が5月12日に再逮捕されました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、いずれも東京都に住む加賀谷太一容疑者(34)と菱田亮介容疑者(34)です。警察によりますと、2人は、24年8月、善通寺市に住む当時89歳の男性の自宅で、分電盤の工事をする意思もないのに、「前金を払ってもらって、工事完了後に残りの金額を払ってほしい」などと言い、現金5万円をだまし取った疑いです。 2人は「匿名・流動型犯罪グループ」、「トクリュウ」のメンバーとみられていて、警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。2人は4月、愛媛県で同じような手口で現金をだまし取った疑いで逮捕されていて、警察は、他にも余罪があるとみて共犯者を含め調べを進めています。 香川県内では、こうした「悪質商法」が疑われる詐欺の相談が激増していて、警察は、自宅に業者が突然訪問してもその場で契約しないよう注意を呼び掛けています。

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