東京メトロ「東大前駅」切り付け事件 生坂村にある容疑者の自宅を警視庁が家宅捜索 「小学生の頃、テストの成績が悪く強く叱られた」などと供述

東京都の地下鉄の駅で男子大学生が包丁で切り付けられた事件で、警察は生坂村にある容疑者の男の自宅を家宅捜索しました。 丸山記者:「警視庁の捜査員が容疑者の住宅に家宅捜索に入りました」 午前11時ごろ、家宅捜索に入ったのは捜査員およそ10人。写真を撮るなどして調べを進めました。 戸田佳孝容疑者43歳は今月7日、東京メトロ「東大前駅」で男子大学生を切りつけ殺害しようとしたなどとして、現行犯逮捕されました。 警察によりますと、犯行直前まで生坂村にある一軒家に住んでいて、事件当日に、JR篠ノ井線の明科駅から電車で上京したと見られています。 「東大を目指す親たちに教育熱心の度がすぎると、子どもが罪を犯すと示したかった」と供述していた戸田容疑者。 その後の捜査関係者への取材で、「小学生の頃、テストの成績が悪く強く叱られた」と話していることが新たにわかりました。 戸田容疑者を知る人は:「なんか中野の方からというのは。(東京の中野?)はい。インターネット関係の仕事とかで、特にこういう田舎でも仕事ができるっていうようなことは聞きました」 自宅の庭にあったのは、山積みの段ボール箱。家の中にも、物が散乱している様子でした。 丸山記者:「捜査員が押収したものを運び出しています」 警察は押収品を確認して戸田容疑者の動機などを調べる方針です。

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