東大前駅で大学生が切りつけられた事件で、逮捕された男が「小学校のときテストで点が悪いと怒られた」と供述していることが分かりました。 長野県生坂村の山奥にたたずむ一軒家を調べる、警視庁の捜査員。玄関前には、大量の段ボールが積まれています。 ここに住んでいたのが、5日前、「東大前駅」で大学生を殺害しようとした疑いで逮捕された戸田佳孝容疑者(43)です。 戸田容疑者(43) 「教育熱心な親たちに、度が過ぎると私のようにグレて、私のように犯罪を犯すと世間に示したかった」 調べに対し、“教育虐待は犯罪につながる”ということを、世間に示したかったと主張しています。 戸田容疑者(43) 「相手が死んでも死ななくてもどちらでもよかった。狭いところなら相手が逃げられないと思い犯行を決意した。電車が到着したタイミングで事件を起こせば電車が長く止まることになり、世間に与える影響が大きいと考えた」