「家族と口論になり腹が立った」「灯油をまいて火をつけた」住人の男を放火容疑で逮捕 福岡

家族と口論し、腹を立てて火をつけたと話しています。福岡県小郡市で12日夕方、木造の住宅が全焼し、住人の男が放火の疑いで現行犯逮捕されました。 消防によりますと、12午後5時半ごろ、福岡県小郡市小郡の住宅で、男の声で「火をつけた。玄関が燃えている」と消防に通報がありました。 その直後、警察には別の場所に住む家族から「『兄が火をつけた』と母から連絡があった」と通報がありました。 火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅を全焼したほか、隣接する住宅2棟の屋根や窓ガラスなどを焼きました。 火元の家には80代の女性と61歳の息子が2人で住んでいて、いずれもケガはありませんでした。 その後の調べで、警察は息子の登立道敏容疑者(61)が自宅に火をつけた疑いが強まったとして、放火の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに対し、登立容疑者は「家族と口論になり腹が立った」「灯油を部屋にまいて火をつけた」と話し、容疑を認めています。

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