火災原因調査で訪れ約300万円盗んだか 警視庁捜査一課の警部逮捕

火災原因の調査のために訪れた住宅から、現金およそ300万円を盗んだとして、警視庁捜査一課火災班に所属する警部の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、警視庁捜査一課の警部・政野亮二容疑者です。 警視庁によりますと、政野容疑者は2022年10月、東京・渋谷区のアパートで、現金およそ300万円を盗んだ疑いなどがもたれています。 政野容疑者は、捜査一課の火災班に長く所属し、火災原因などを究明するエキスパートで、この日も、70代の男性が死亡した火災の原因調査のため、アパートを訪れていました。 調べに対し、容疑を認め、「お金がいくらあっても将来のことを考えると不安になる」と供述しているということです。 警視庁は、政野容疑者があわせて10件ほど、勤務中に同様の犯行を繰り返し、現金900万円以上を盗んでいたとみて調べています。

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