警視庁捜査一課の警部で、火災捜査のエキスパートの男が、火災現場から現金300万円あまりを盗んだ疑いで逮捕されました。 警視庁捜査一課の火災捜査担当の係長・政野亮二容疑者（51）は2025年1月と2022年、それぞれ都内で起きた住人が死亡する2件の火災現場から、あわせて300万円あまりを盗んだ疑いがもたれています。 政野容疑者はこれまでに臨場した約10件の火災現場から、あわせて900万円以上盗んだとみられ「お金がいくらあっても将来のことを考えると不安になる」と容疑を認めているということです。 政野容疑者は火災捜査のエキスパートとして知られ、2024年、「警視庁技能指導官」にも指定されていました。