道路交通法違反の事件の処理で虚偽の捜査書類を作成したとして、静岡県警は昨夜、56歳の警部補の男を逮捕しました。 虚偽有印公文書作成の疑いで逮捕されたのは、浜松中央警察署の警部補・須藤康之容疑者(56)です。 静岡県警によりますと、須藤容疑者は今月12日、浜松市内で起きた酒気帯び運転の疑いがある事件の処理で、虚偽の内容を記載した捜査書類を作成した疑いが持たれています。他の捜査員が書類の矛盾に気づいたということです。 この事件では男性が逮捕され、その後、釈放されていますが、県警は誤認逮捕ではないとしています。 調べに対し、須藤容疑者は容疑を認めていて、県警は「事実関係を調査の上、厳正に対処してまいります」とコメントしています。