名古屋市の元職員が収賄の疑いで逮捕されたことを受け、広沢市長は再発防止に向け、全職員を対象に違反行為の調査を行うと明らかにしました。 名古屋市観光交流部の元担当課長、大塚勝樹容疑者(62)は、市の観光プロモーション事業を巡り広告会社に発注する見返りに、私的な飲食代など、計約43万円を受け取った疑いで逮捕されています。 19日の会見で、広沢市長は「市民の信頼を著しく失墜させるものだった」と謝罪し、再発防止に向け、全職員を対象に禁止行為がないかチェックリストで一斉点検を行うと述べました。 チェックリストの提出期限は6月13日までとしていて、その後再発防止策を検討するとしています。