沖縄県警は20日、ホテルをだまして暴力団関係者を宿泊させたとして、電子計算機使用詐欺の疑いで無職糸数真容疑者(70)=同県沖縄市諸見里=ら3人を逮捕した。県警によると、糸数容疑者は指定暴力団旭琉会の2代目会長。警察庁によると、旭琉会は沖縄県唯一の指定暴力団で、2024年末時点の構成員数は約210人。 他に逮捕されたのは北谷町漁業協同組合の組合長、座喜味盛康容疑者(67)=同県北谷町=と、妻で自営業のあさみ容疑者(52)。 逮捕容疑は23年3~4月、宿泊約款で暴力団員の宿泊を拒絶する北谷町のホテルに対し、虚偽の宿泊予約を申し込み、糸数容疑者と関係のある暴力団関係者を宿泊させた疑い。