徳之島で女性を殺害したとして高校生が逮捕・送検された事件です。鹿児島地検は21日、精神鑑定をしていた男を家庭裁判所に送りました。 殺人の疑いなどで鹿児島家庭裁判所に身柄を送られたのは、県内の18歳の男です。 男は高校生だった去年11月、伊仙町の保育士・菊池房子さん(当時55)の自宅に侵入し、刃物のようなもので刺すなどして殺害した疑いで、逮捕・送検されていました。 これまでの警察の調べに対し、容疑を認めているということです。 鹿児島地検は今月19日までおよそ4か月間、刑事責任能力の有無や程度を調べる精神鑑定を行っていましたが、きょう21日付けで身柄を家庭裁判所に送りました。 家裁が今後、審判を行い「保護観察」や「少年院送致」などを判断しますが、地検に「逆送致」され起訴されれば、成人と同様の裁判が行われます。