「映画に絶対出す」と虚偽の説明で勧誘容疑 キャスティング会社の元代表の男逮捕

制作予定のない映画に「出演できる」と嘘の説明をして女性を勧誘したなどとして、警視庁麻布署は、特定商取引法違反(不実告知など)の疑いで、キャスティング会社元代表、東京都港区元麻布の柳川信証容疑者(27)を逮捕した。容疑について一部否認している。 麻布署は、同社が令和4年5月~7年5月までの約3年間で約1400件の契約を結び、約6700万円を売り上げていたとみて調べている。 逮捕容疑は4年10月~5年9月、港区のレンタルオフィスで、いずれも20代の女性3人に対し、「契約してくれたら映画には絶対出す」など虚偽の説明をして勧誘したり、契約内容を明らかにする書類を交付しなかったりしたとしている。 5年3月、3人とは別の被害者から、「仕事があるといわれて契約を結んだが、実際にはなかった。クーリングオフも拒否された」と警察に相談があり、捜査を進めていた。

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