睡眠薬を混ぜた飲料を飲ませ、20代の女性に同意を得ず、わいせつな行為をしたとして、不同意性交等の罪に問われている陸上自衛隊の31歳の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと、陸上自衛隊青森駐屯地所属の三等陸曹 大山洋介被告(31)は、5月、青森県内のアパートの一室で、その日初めて会った20代の女性に睡眠薬のゾルピデムを混入した飲料を飲ませ、同意を得ることなくわいせつな行為をした罪に問われています。 青森地方裁判所で開かれた24日の初公判で、大山被告は「被害者に対して行ったことは本当に反省しています」と述べ、起訴内容を認めました。 大山被告は逮捕時、容疑を否認していました。 検察側は、自由や人格を無視していて、被害者の生活に多大なる影響を与えた結果は重大として懲役5年を求刑しました。 一方弁護側は、示談が成立していることなどから情状酌量を求めました。 判決は、11月21日に言い渡される予定です。