ワン・ダイレクション、「Night Changes」MVのYouTube再生数が10億回を突破

リリースから10年以上が経過した、ワン・ダイレクションの楽曲「Night Changes」のミュージック・ビデオがYouTubeで10億再生を突破し、1Dにとって4作目の快挙となった。 ベン・ウィンストンが監督を務め、2014年11月に投稿された「Night Changes」のMVでは、多くのファンが長年夢見てきたであろう、メンバーの1人(あるいは全員)とのデートを体験できる構成になっている。映像はPOV視点で撮影されており、視聴者はゼイン・マリクと高級レストランで食事をしたり、ハリー・スタイルズとアイススケートをしたり、ルイ・トムリンソンの隣で助手席に乗ったり、ナイル・ホーランと暖炉のそばでくつろいだり、リアム・ペインとカーニバルを歩く気分になれる。 だが、メンバーたちがこのヒット曲のメロウな歌詞を歌う中で繰り広げられる“デート”で、次々と笑えるハプニングが起こり始める。怒った元恋人がゼインの頭にスパゲッティをぶちまけ、ハリーはアイスリンク上で無茶をし、自分と相手の両方を負傷させ、ルイは警察に車を止められて逮捕され、ナイルはセーターの袖に火をつけてしまい、リアムは回転式のライドで酔ってしまい、デート相手の帽子の中に嘔吐してしまう。 「Night Changes」は、1Dの4作目のスタジオ・アルバム『フォー』からのシングルとしてリリースされ、彼らの代表曲の1つとなっている。楽曲は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高31位を記録し、2010年のデビューから2016年の活動休止までに彼らが記録した多数のトップ40ヒットのうちの1つとなった。 昨年10月のリアムの死後、多くの1D楽曲がストリーミング再生数を伸ばした。訃報を聞き、悲しみに暮れるファンたちが過去曲を再訪したためだが、中でも最も再生されたのが「Night Changes」だった。同曲の再生回数は、リアムがブエノスアイレスのホテルのバルコニーから転落して亡くなった数日後に前週比で416%の増加を記録し、米ビルボード・グローバル・エクスクルーディング・U.S.チャート“Billboard Global Excl. U.S.”で95位、ビルボード・グローバル200“Billboard Global 200”で117位にリエントリーした。

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