「お金がなくて…」80代母が死亡も、50代娘が遺体を自宅に放置し逮捕 “悲劇”はどうすれば「避けられた」のか

5月31日、大阪府松原市で、アルバイトの52歳女性が、自宅に女性の遺体を放置したとして死体遺棄罪(刑法190条)の容疑で逮捕された。 被疑者は、遺体の主は同居していた80代の母親であり、昨年6月頃に体調を崩して亡くなったが、「お金がなくて届出をしなかった」などと話していたという。 経済格差が拡大し、貧困が深刻な社会問題になっているなか、このような事件は誰にとっても決して他人(ひと)ごとではない。経済的に困窮している人が本件の被疑者と同様の立場になった場合、公的に支援を受けられる制度はあるのか。

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