新潟市西区で8日未明、父親がしがみついている車を300メートル走らせ、振り落してけがをさせたとして殺人未遂の疑いで19歳の息子が逮捕されました。 【記者リポート】 「あちらのコンビニからこちらの橋のあたりまでおよそ300メートルの間、男は父親がしがみついたままの車を運転したということです」 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区に住む無職の男(19)です。 警察によりますと、8日午前3時40分ころ、男は新潟市西区小新の市道で車を運転し、40代の父親が車にしがみ付いているにもかかわらず、およそ300メートルほど車を走らせた上で、振り落とし殺害しようとした疑いが持たれています。 父親は助手席側のミラー付近にしがみついていましたが、その後振り落とされ、頭などを地面にぶつけたということです。命に別条はありません。 男は調べに対し行為は認めているものの殺意は否認し「父親から逃げようとしていた」という趣旨の供述もしているということです。 警察が犯行までのいきさつなどを詳しく調べています。