10日未明、鴻巣市内の県道で高齢の男性が血を流して倒れているのが見つかりました。 男性は頭などを打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察は現場の状況などからひき逃げ事件として捜査しています。 10日午前3時40分ごろ、鴻巣市大芦の県道で通行人の男性から「血を流した人が自転車と一緒に倒れている」と110番通報がありました。 警察が駆けつけると、久喜市上内に住む須貝三郎さん(89)が頭から血を流して、壊れた自転車とともに路上で倒れていました。 須貝さんは病院に搬送されましたが、頭を強く打っていて、およそ3時間後に死亡が確認されました。 警察は現場の状況などから、車が須貝さんをはねてそのまま走り去ったとみて捜査しています。 一方、9日午前、富士見市の路上で女性が車と衝突し、意識不明の重体となったひき逃げ事件で、警察は10日、富士見市諏訪の自営業 川口佳誉容疑者(40)を逮捕しました。 川口容疑者は、9日午前7時半ごろ、富士見市諏訪の丁字路交差点で乗用車を運転し、道路を渡っていた76歳の女性をはねてそのまま逃げた疑いが持たれています。 警察によりますと、目撃者の証言や現場の状況などから川口容疑者の犯行を特定したということです。 調べに対し、川口容疑者は容疑を一部否認しているということです。