きょう午後、都内であった過激派「中核派」によるデモ行進中に、機動隊員を殴る暴行を加えたとして、活動家の男女2人が現行犯逮捕されました。 公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、過激派「中核派」の活動家で氏名不詳の20代の女です。 女は午後3時すぎ、東京・港区虎ノ門の路上で中核派のデモに参加していた際、規制を受けたことに腹を立て、「やめろ」などと言いながら30代の男性機動隊員のほおを右手で殴った疑いがもたれています。 70代の中核派活動家の男も午後4時前、港区赤坂の路上で20代の男性機動隊員のほおを肘で殴ったとして、現行犯逮捕されました。 警視庁公安部によりますと、2人は取り調べに対し黙秘していてます。 中核派は「日米同盟と石破政権の打倒」などを掲げ、アメリカ大使館や総理官邸の近くを通るデモ行進を行い、およそ600人が参加していました。