行政書士の男が逮捕される 警察では匿名・流動型犯罪グループの出し子とみて余罪も

融資を受けるためには給料を振り込まなけれならないなどと益田市の20代男性をだまして現金を奪った疑いで行政書士の男が逮捕されました。警察では匿名・流動型犯罪グループの出し子とみて余罪についても捜査をしています。 詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは東京都の行政書士の男(71)です。 警察によりますと、男は複数人と共謀し、融資の保証金名目で金をだまし取ろうと考え、去年7月上旬、益田市に住む20代の男性に「即日融資簡単審査」などと記載したショートメールを送りました。 その後、融資を申し込んできた男性に対し、「融資を受けるには、一か月分の給料を先に振り込まなければならない」などとうそをつき、現金13万円を入金させてだまし取った疑いが持たれています。 また、他人名義のキャッシュカードを使って、都内のATMからこの13万円を含む、36万8千円を盗んだ疑いが持たれています。 綾部容疑者は調べに対し「詐欺の事は知らない。窃盗については他人名義のキャッシュカードを使って出金したことに間違いないが逮捕事実にある出金については自分がしたかは覚えていない」と容疑を否認しています。 警察では、男が匿名・流動型犯罪グループの出し子とみて余罪についても捜査をしています。

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