広島・府中町の強殺 逮捕の10代3人 トクリュウ可能性視野 女は被害男性と面識

広島県府中町の水分峡(みくまりきょう)森林公園で4月、会社員の男性を殺害して現金などを奪ったとして、強盗殺人容疑で16~18歳の男女3人が逮捕された事件で、このうち男2人が21日午後、広島県警広島東署捜査本部に出頭していたことが分かった。 22日に逮捕されたのは松山市の無職の女(18)と、いずれも広島県の会社員の少年(16)と会社員の男(18)。捜査本部は3人の認否を明らかにしていない。 捜査本部は防犯カメラなどの映像をつなぐ「リレー捜査」で特定した。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の可能性も視野に捜査する。 捜査本部によると、女は数年前から男性と面識があった。事件から数週間後、現場で男性と一緒にいたところ、男性が男2人に襲われたという趣旨の話を捜査本部に伝えていたという。 逮捕容疑は4月12日午後10時ごろ、公園の管理事務所南側で東京都練馬区の会社員男性(52)の頭部に打撃を加えて殺害し、現金約5万円やスマートフォンなどを奪ったとしている。

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