地下鉄サリン事件から30年たった今年、オウム真理教の教祖・麻原彰晃の三女である松本麗華(りか)さんを追ったドキュメンタリー映画『それでも私は Though I'm his daughter』が公開された。作品では、事件後の差別や拒絶、死刑執行後の誹謗中傷が描かれている。 登壇イベントで、麗華さんは「加害者家族は被害者と比べられ、『お前なんで生きてるんだ?』と浴びせられ続ける」と明かした。就職後も突然解雇され、銀行口座の開設も拒まれ、日本を出ようとしても、複数の国から入国を拒否された。 『ABEMA Prime』では、罪を犯した本人ではないものの、「加害者家族」としての償いを求め続けられてきた30年を、麗華さんとともに振り返った。