去年9月、札幌市中央区のホテルで、売春の相手として客をあっせんしたとして、25歳の暴力団員の男が逮捕されました。 売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、住所と職業が自称の六代目山口組五代目誠友会構成員、白勢海斗容疑者25歳です。 白勢容疑者は、去年9月、札幌市中央区のビジネスホテルで、売春婦の女性に対し客の男性を引き合わせて売春のあっせんをした疑いが持たれています。 警察によりますと、白勢容疑者は出会い系サイトを通じて募った男性を女性に紹介し、男性が宿泊しているホテルで売春をあっせんしていたということです。 警察は別の窃盗事件で逮捕されていた白勢容疑者を取り調べ中、関与が浮上し、容疑が固まったため23日逮捕しました。 取り調べに対し白勢容疑者は、「出会い系サイトを使って客を斡旋し、客の待ち合わせ場所に女を派遣していた」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、白勢容疑者の余罪の有無やあっせんして得た金が暴力団の資金になっていないかどうかなど、詳しく調べています。