カンボジアへ捜査員派遣 警察庁、特殊詐欺疑いで邦人拘束

カンボジア北西部ポイペトで特殊詐欺をしていた疑いがある日本人が現地当局に拘束された事件で、警察庁と愛知県警は24日、捜査員を同国へ派遣した。捜査関係者への取材で分かった。容疑者らの送還と逮捕に向けて証拠品などを調べる。 捜査関係者によると、拘束されているのは日本人とみられる29人。 愛知県警は1月、日本人らがいた拠点から帰国した県内在住の男性(21)が、現地で詐欺に関与したとの情報を入手し、捜査を始めた。男性は任意の事情聴取に対し、昨年12月に大手求人サイトでの募集に応じ、渡航したと説明。拠点では中国系の管理者8人ほどの下で日本人が詐欺電話の「かけ子」をしていたという。

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