フジ「ぽかぽか」打ち切り説再燃 心血注いだ担当部長がまさかのオンカジ逮捕

フジテレビ系「ぽかぽか」に打ち切り説が浮上している。番組制作の中心スタッフがオンラインカジノ事件で逮捕されたからだ。一時は当人が打ち切り説を跳ね返そうとしていたのだが…。 フジのバラエティ制作部企画担当部長鈴木善貴容疑者(44)がオンラインカジノを常習的に利用したとして、警視庁に23日、常習賭博の疑いで逮捕され、波紋が広がっている。鈴木容疑者は2023年1月に放送開始された「ぽかぽか」に立ち上げから関わり、制作統括として演出を手掛けていた。これまで「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会」「アウト×デラックス」などを担当。バラエティー担当のエース格とされた。 「ぽかぽか」はフジの港浩一社長(当時)の肝いりで始まった番組でもあるが、視聴率は低迷。港氏がタレントの中居正広氏の一連の問題で今年1月に引責辞任した直後、その余波で同番組は打ち切り説にさらされた。中心スタッフの事件でその説が再燃している。フジ社員の話。 「善貴さんは『ぽかぽか』の視聴率低迷や一連の問題で打ち切り説が出るたびに『打ち切りはさせません』『絶対に成功させる』などと出演者やスタッフを励ましてきた。それだけに逮捕でまた打ち切り説が報じられていることに周囲はショックを受けている」 誰よりも「ぽかぽか」に情熱を注いできたはずだった。当人の事件がきっかけで打ち切りにつながれば皮肉というほかない。

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