ナンパ装ってLINE交換後にキャバクラに勧誘 容疑の男7人逮捕 東京・歌舞伎町

東京・歌舞伎町の路上で、通行人の女性にナンパを装って声をかけキャバクラなどにスカウトしたとして、警視庁生活安全特別捜査隊は都迷惑防止条例違反の疑いで、川崎市中原区上平間の無職、石塚真瑠容疑者(26)ら男7人を逮捕した。石塚容疑者ら2人は容疑を認め、5人は否認している。同隊は風俗スカウトグループ「ナチュラル」のメンバーとみている。 生特隊によると、容疑者らはナンパを装って「かわいいね」などと女性に声をかけ、LINE(ライン)を交換した後に初めて、自身をスカウトだと明かして勧誘していた。私服の女性警察官による捜査を警戒したとみられ、容疑者の1人は「警察官はLINEを交換しないので、取り締まりから逃れるためだった」と供述。歌舞伎町エリアでは、令和3年ごろからナンパを装う手口が増加しており、同隊では90件以上を検挙したという。 同隊幹部は「スカウトは女性を性風俗店やAV出演に導くことを目的にしており、ナンパを装う手口に注意してほしい」としている。 逮捕容疑は昨年11月~今年3月、それぞれ歌舞伎町エリアで、通行中の女性につきまといキャバクラなどで働くよう勧誘したとしている。

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